4年生の一日
4年生は講義のほかに、実習・就職試験・国家試験・卒業研究に取り組みます。また、保健師、助産師、養護教諭を目指す学生はそれらの講義や実習、演習も本格化し、忙しくなる反面、自分が目指してきた職業や知りたいことを探求できる面白さがあります。
LIFE STYLE
8:30 | 登校 |
8:50 | 卒業研究 |
12:00 | お昼休み |
13:00 | 空きコマ |
14:30 | 講義 |
16:20 | 技術演習 |
17:30 | 国家試験対策(自己学習) |
19:00 | 帰宅 |
〜文献検索〜
これまでの講義や実習から疑問に思ったことをテーマに卒業研究に取り組みます。先行研究や調査等から自分が何を明らかにしたいのかを明確にしていきます。
大学にはシステム演習室があり、パソコンや分析ソフト等も充実し、学ぶための環境が整っていると感じます。
〜研究室ゼミ〜
講義で研究について学ぶものの、自分で実施するのは初めて。担当の先生から指導を受けたり、同じ研究室で学ぶ友人とのディスカッションを通じ、研究を進めていきます。これまで明らかにされていないことへアプローチすることの楽しさを感じています。
お昼休みや空きコマは、友人と購買でおやつを買い、リフレッシュする時間をとることもあります。
同じ目標に向かって進む仲間との時間はかけがえのない大切な時間です。
4年生になると、講義を受けるだけではなく、自分達で課題に取り組み、発表してディスカッションをする、ということが増えてきます。
自分の考えや感じたことだけではなく、文献ではどのように述べられているのか、根拠を持って伝えていくことの重要性を感じています。
3年生から引き続きで領域実習もありますが、自分で行いたい実習を選択する総合実習、それぞれの選考課程における実習もあり、その前に行う演習は欠かせません。
曖昧になった技術の復習や、実際に実践することが決まっている技術がスムーズに行えるよう、先生の指導や友人と一緒に確認をしながら学習しています。
〜自己学習〜
課題や卒業研究等、様々やらなければいけないことがありますが、大きな目標である国家試験の勉強は重要です。
大学には資料室、図書館、演習室など勉強をする場所や資料も豊富にあり、空いた時間を見つけて勉強に取り組んでいます。4年生になり、時間の使い方の大切さをよ〜く学んでいます。
Pick up!!:1週間の前期時間割の例
看護師課程のみ 時間割(例)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1限 | 卒業研究 | ||||
2限 | 看護教育論 | 卒業研究 | |||
3限 | 在宅ケア論Ⅱ | ||||
4限 | 在宅ケア論Ⅱ | ||||
5限 |
上記はある1週間の時間割です。別の週や後期には別の講義や演習も入ります。空きコマは就職活動をしたり、卒業研究を自分で進めたり、国家試験の勉強をします。4年生からは自立して学修することが求められますので、スケジュール管理をしながら目標に向かって頑張っています。
保健学科目履修者 時間割(例)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1限 | 卒業研究 | 地域看護システム論Ⅱ | 地域看護システム論Ⅱ | ||
2限 | 看護教育論 | 地域看護システム論Ⅱ | 地域看護システム論Ⅱ | 卒業研究 | |
3限 | 在宅ケア論Ⅱ | 地域看護活動論Ⅱ | 地域看護活動論Ⅱ | ||
4限 | 在宅ケア論Ⅱ | 地域看護活動論Ⅱ | 地域看護活動論Ⅱ | ||
5限 |
保健学科目は、主体的に動く力、発信する力、チームで取り組む力を育むことを目的に、グループワークやプレゼンテーションの機会が多く設定されており、空いているコマのところで学生で集まって準備をしています。また、就職試験では看護師・保健師の専門科目以外に公務員試験に関連した学習も必要になるので、空いた時間をうまく活用しています。
助産学科目履修者 時間割(例)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1限 | 卒業研究 | 助産学概論/助産診断技術学 | 助産学概論/助産診断技術学 | 助産学概論/助産診断技術学 | |
2限 | 看護教育論 | 助産学概論/助産診断技術学 | 助産診断技術学 | 看護教育論/助産診断技術学 | 助産学概論/助産診断技術学 |
3限 | 在宅ケア論Ⅱ | 助産診断技術学 | 遺伝看護論/助産診断技術学 | 助産診断技術学/遺伝看護論 | 助産診断技術学 |
4限 | 在宅ケア論Ⅱ/遺伝看護論 | 助産診断技術学 | 遺伝看護論/助産診断技術学 | 助産診断技術学/遺伝看護論 | 助産診断技術学 |
5限 | 遺伝看護論/助産診断技術学 | 卒業研究 | 遺伝看護論/助産診断技術学 | 助産診断技術学/遺伝看護論 |
助産学科目では、女性のライフステージや周産期の専門的な知識をつけることはもちろんのこと、これらに関連した技術を身につけることも大変重要です。そのため、講義や演習が多く取り入れられています。また、自分たちでも友人とともに空きコマも活用して演習を行っています。
教職課程履修者 時間割(例)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1限 | 卒業研究 | 保健科教育法Ⅱ | |||
2限 | 看護教育論 | 教育実習Ⅰ | 事前事後指導 | 卒業研究/保健科教育法Ⅱ | |
3限 | 在宅ケア論Ⅱ | 教育実習Ⅰ | 事前事後指導 | 保健科教育法Ⅱ | |
4限 | 在宅ケア論Ⅱ | 教育実習Ⅰ | 事前事後指導 | 保健科教育法Ⅱ | |
5限 | 教育実習Ⅰ | 事前事後指導 | 保健科教育法Ⅱ |
教職課程の講義では、学生の事前学習をベースに知識・技術を定着させるワークやディカッションを行います。また、演習や実習も充実しています。学年間の交流や、現場で働く大学の先輩、養護教諭の先生方との交流も多く、充実した学びの機会が準備されています。
※時間割は前期のある週を例として掲載しています。週によっては違う科目を履修していることがあります。そのため、学生の1日と必ずしも一致していないことをご理解ください。また、詳細は「カリキュラムマップ」等でご確認ください。