学びの特徴

看護学部では、専門知識・技術をいかした様々な教育・研究活動に取り組んでいます。人々の健康を支える看護という仕事の大切さに触れてみましょう。

大学での学びを保証するアカデミックスキルの修得

高校までで培った学力の3要素である「知識・技能」、「思考力、判断力、表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を助長します。
特に1年次の基盤教育科目である「基礎教養入門」、「学の世界入門」において、アカデミックスキルを修得し、その後の学修につなげます。

 

基盤教育科目

岩手における地域のことや国際的な課題など幅広く学ぶことができます。授業形態は講義形式だけではなく、グループワーク、フィールドワーク等様々な形で展開されます。他学部の学生と学修することで視野が広がります。

 

第一線で活躍できる人材を育む講義

臨床経験豊富な教員や専門・認定看護師といった様々な資格を取得している教員等,各分野において高い専門性を持った教員が講義を展開しています。また、現場の最前線で活躍する非常勤講師を招き、実践に即した学びも提供しています。科学的に看護を実践するための基礎的な知識や思考過程を身につけ、それを基盤とした高度な専門知識と技術が身につけられるよう、教員が一丸となって教授します。

 

シミュレーション教育や統合実習等、実践を踏まえた豊富な演習

1、2年次の基礎看護学実習の事前演習や4年次の看護技術統合演習の客観的臨床能力試験に、地域住民のボランティアによる模擬患者を活用しています。模擬患者とのやわらかな関わりの中でケアの本質の何を学べるのか、より教育効果を上げるためにどのような工夫が必要なのか、といったことも研究課題となっています。
また、オフィスアワーを設け、学生が気軽に技術演習ができるようにし、より実践的な演習が行えるよう、シミュレーション教育の環境整備に努めています。

 

実習

開学20年以上の教育の歴史があり、実習施設にいる卒業生も多く、学生の成長をあたたかく見守っています。また、県内各地で関係性が構築された指導者や卒業生及び修了生の指導の下で展開される実習場所では、教員が常在していることが多く、学生の主体性が尊重され、いつでも相談できる体制が整っており安心して実習を行うことができます。

 

卒業研究

4年次から個人で卒業研究に取り組みます。卒業研究は、既存の知識ではわからないことを調べ、そこから追究したいテーマを自ら定め、科学的手法を用い、明らかにするプロセスです。約1年間かけて、担当教員と丁寧に取り組みます。卒業研究に取り組んだ経験は、将来、皆さんが働く際、現場の課題解決に役立ちます。


 

 

4つの資格の養成

看護師・保健師・助産師の免許を取得するためには、それぞれの国家試験に合格することが必要です。本学看護学部を卒業することにより「看護師国家試験受験資格」を得ることができます。加えて「保健師国家試験受験資格」、「助産師国家試験受験資格」のいずれかを得ることができます。また、本学は、教員資格として「養護教諭一種免許状」と「高等学校教諭一種免許状(保健)」を取得できるカリキュラムも準備されています(保健師・助産師の選択には選考試験があります)。なお、養護教諭二種免許状は、保健師免許取得後申請により取得することができます。

 

国際交流

ワシントン州立大学へは、毎年10日間程学生10名程度と教員2名とで訪問し、米国における看護教育や医療現場の実際を学びながら、学生やホストファミリーとの交流を通して国際的視野を育みます。また、ノースカロライナ大学ウィルミントン校との遠隔講義では、それぞれの学生が関心のあるテーマについてプレゼンテーションと意見交換を行うことで、看護を国際的に考える機会となっています。

 

 


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