在校生メッセージ

看護学部で、先輩たちはどんなことを学び、
その中でどんな目標を見つけて頑張っているのか、聞いてみました。

多彩な視点が学べる授業や学生活動 将来は地域医療の道へ

母の職場にいた男性看護師の姿を幼い頃から見ていて、人の生きるカを引き出す看護師という仕事に憧れるようになりました。オープンキャンパスで看護学部の先輩方から、岩手県立大学なら看護はもちろん岩手県のことも学べると聞き、将来は岩手県で地域医療に携わりたいと考えていた私は進学を決意しました。
授業はグループワークが多く、自分では気づけなかったさまざまな意見を聞くことで看護に関する視点が広がるのを感じています。また一昨年までは、所属するボランティアサークル「カッキー’S」の活動で月に1度山田町のお年寄りのお宅を訪問していたのですが、高齢の方との関わり方やコミュニケーションの仕方を学ぶこともできました。将来は、故郷である軽米や岩手県北の地域医療に貢献できる人材になりたいと思っています。

看護学部4年(2021年度)

保健師として地域の人々の健やかな暮らしをサポートしたい

祖母が入院する病院に子どもの頃から通っていたことから、はじめは看護師に興味がありました。高校生になって保健師の仕事を知り、病気を持
つ人だけでなく、子どもからお年寄りまでさまざまな人と接することができ、地域とも深く関わることができるという点に魅力を感じ、保健師を目指すようになりました。将来は地元で働きたいという思いもあり、岩手県立大学の看護学部を選びました。座学と並行して演習や実習などで実践的に学べるのは、この学部の大きな魅力です。また、先生方には相談もしやすく、親身に話を聞いてくださるので安心して学べる環境だと思います。在宅看護の授業では、患者さんの生活を重視したケアを行うという点で、看護の新たな視点や関わり方を学びました。卒業後は、地域の方々の健康をあらゆる面から支えられるような保健師を目指しています。

看護学部4年(2021年度)

お母さんの心と体の健康を支えられる助産師を目指して

子どもの頃から体が弱かったため入院したこともあり、優しく接してくれる看護師に憧れを持っていました。高校生になって出産に関わる映像を見る機会があり、妊婦を懸命に支える助産師の姿に感銘を受け、助産師を目指すことに。4年間のカリキュラムに助産師育成が組み込まれていること、1年生のうちから実習で実践的に学ぶ場があることが魅力で、岩手県立大学を志望しました。
母性看護学の中で学んだ、お母さんが心身ともに健康な状態で、社会的にも良い状態である「ウェルビーイング」の視点でサポートしていく、という考え方が印象的でした。卒業後は、助産師として分娩に携わるだけでなく、妊産婦健診などさまざまなシーンでお母さんの健康をサポートできるようになりたいです。

看護学部4年(2021年度)

目指すのは、子どもたちが安心して来られる保健室

入学当初は看護師か保健師になりたいと思っていましたが、アルバイトで塾講師をし、子どもたちと接したことで教育に興味を持つようになりました。また一昨年までは国際協カサークルに所属し、カンボジアの子どもたちへの教育支援にも取り組みました。1年次には実際にカンボジアを訪れ、現地の子どもたちと触れ合う機会にも恵まれました。このような学生生活や授業を通じ、徐々に看護教諭という職業に魅力を感じるようになりました。
深くコミュニーションを取るためには、信頼関係を築くことが大切だという看護の実習で得た学びは、教育の現場にも共通することだと思います。普段から子どもたちが安心して訪れることのできる保健室、そしていつでも安心できる存在である看護教諭を目指したいと思っています。

看護学部4年(2021年度)


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