学部生発!サークル活動
岩手県立大学には様々なサークルがありますが、その中には看護学部の学生が中心となって活動しているサークルがあり、各サークルとも活発に活動をしています。そんなサークルの活動内容などをご紹介します。
カッキー‘S(カッキーズ)
2011年3月11日の東日本大震災の後、たくさんの方々の仮設住宅暮らしが始まり、同年12月から看護学部の学生有志がボランティアとして山田町に月一回のペースで心理・健康支援のサポートに入りました。
そして約10年以上が経過し、仮設住宅から復興住宅や再建された民家で暮らす方が増える中で、コミュニティーの再建・活性化のために看護学生は何ができるのか、といった新たな課題を持ちながら支援を行っています。
被災後の地域の住民との関わりの中で、地域住民の健康課題、コミュニケーション、ケア、ボランティア活動の意義や組織的活動など様々なことをアクティブに学んでいます。
7Life(セブンライフ)
私達は「性について学ぶことはこれからの人生を考えること」という理念のもと、性の健康からジェンダーに関することなど幅広く学び、学生から発信することを目的に2020年から活動をしています。主な活動として学生同士でピアエデュケーション形式の勉強会および他団体とのイベント企画などがあります。興味のある分野について仲間と一緒に考えを深めていけるサークルです。TwitterやInstagramでも情報を発信中ですのでご覧ください!
●Twitter:@life90969143
名前:岩手県立大学7Life~生と性について考える~
●Instagram:@7life_ipu
名前:7Life~生と性について考える~【岩手県立大学】
●YouTube:Arch TV
https://www.youtube.com/watch?v=9SCGyPXeMEw
ピアいぷ
「ピアいぷ」は、思春期に特有の健康問題などについて学生が主体的に学習しながら、県内各地の中学校・高校で思春期保健授業や、ピア・カウンセリング活動を実施しているサークルです。
岩手町立川口中学校や岩手県立西和賀高等学校、岩手県立久慈高等学校、岩手県立不来方高等学校等で、対人関係能力を高める教育活動に参加しています。また、滝沢市のラーニング・サポーター・プロジェクトに参加して、小中学生への学習支援を行っています。取組内容が評価され、学長奨励賞を受賞した経験もあり、活発に活動しているサークルです!
HOSSTY(ホスティ)
SST(社会生活スキルトレーニング)とは、コミュニケーションスキルの向上を目標に、ロールプレイを用いて日常生活の一場面を切り取り練習する精神科リハビリテーションの技法の1つです。「HOSSTY」では、小中高生を対象にしたSSTの運営を行っています。
コミュニケーションの基本について学び深められたり、子どもたちとのふれあいを通して自分自身を客観的に捉えることにもつながったりと新たな気づきを得ることができます。
な~しむ
「な~しむ」は2018年に看護学部の学生が設立した学習サークルです。病院での実習場面を再現した状況でシミュレーション演習を行ったり、心肺蘇生・AEDを使用した一次救命処置の方法などを学生主体で学んでいます。コロナ禍以前は、県内の三つの大学で合同シミュレーションを行ったこともありますので、再開を目指して活動中です。
シミュレーションを含めたサークル活動では、学年の枠を超えて意見を出し合い、より良い看護が提供できるように学びを深めています。