久慈市・株式会社サステナと連携し、乳がん・子宮頸がん検診の受診促進を目的とした啓発動画を制作
おしらせ2025年10月08日
岩手県立大学看護学部では、久慈市および株式会社サステナ(本学卒業生が代表を務めるITコンサルティング・映像制作会社)と連携し、乳がん・子宮頸がん検診の受診促進を目的とした学習動画とYouTube広告を制作しました。
本取り組みは、尾無徹研究代表による「子宮頸がん検診受診に関連する要因の研究」(研究期間:2023~2026年度)の成果を受けたものです。
※共同研究者:岩手県立大学看護学部 細川教授、及川(紳)講師、岩手県立大学総合政策学部 新田教授
本研究では、久慈市在住の女性を対象とした調査から、若年層(20~30代)では「保健師からの勧め」「家族からの勧め」が受診を後押しし、「検診の内容や受け方が分からない」ことが受診を妨げる要因であることが明らかになりました。
これらの結果を踏まえ、動画では検診内容や受診方法をわかりやすく紹介し、安心して受診できるよう工夫しています。
さらに、YouTube広告や久慈市公式LINEを活用した情報発信を行い、若年層が自然に検診情報に触れられる仕組みを取り入れました。
毎年10月はピンクリボン月間(乳がん検診啓発期間)です。この取り組みを通じて、地域全体でがん検診の受診率向上を目指します。
なお、本研究成果は「岩手看護学会誌」に2025年11月掲載予定です。
是非、以下の動画をご覧ください
インタラクティブ動画
https://www-nurs.iwate-pu.ac.jp/kuji-city/
YouTube広告活用動画
youtube.com/watch?v=IfAnr4T4X5I
がん検診動画普及チラシ