「あっ、気持ちいい!」新しい体位変換法それがキネステティク

 
 

  今、日本全国で新しい体位変換法についての期待が高まっています。この新しい体位変換法キネステティクは「体位変換の革命」とまでいわれています。それは、何故なのでしょうか?  

 
 まず、「キネステティク(Kin sthetik)」とはどんな意味でしょう。
 
キネステティク(Kin sthetik)は

Kine                sthetik
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動き       感覚の学問・美学


ドイツ語で「動きの感覚の学問」といわれますが、この概念はフランク・ハッチ(心理学者、モダンアンサー)、レニー・マイエッタ(心理療法士)という2人のアメリカ人が重度障害児とのコミュニケーションのためにつくりあげた概念です。しかしアメリカでは受入れられずヨーロッパで広がり、スイスの看護師が看護にも取り入れ、その後ヨーロッパの看護の技術として定着していきました。現在、ドイツの看護学校の90%はこの方法で体位変換を教えています。
 
 

 では、何故「体位変換の革命」といわれるのでしょう。
 
 その理由は
  1. キネステティクの基本理念は「動きはコミュニケーション」で、対象者とコミュニケーションすることが目的で、動かすこと自体を目的としません。これは看護の基本理念への回帰です。
  2. これまでの体位変換法は、対象者を動かすための方法でした。でもキネステティクは、「対象者が自分で動く」ための援助方法なのです。
  3. 対象者は「人間の体本来の自然な動き」で動くので、動かされたのではなく自分で動いたと感じて、とても気持ちがいいのです。
  4. そして実施者は、対象者が自分で動くのを助けるだけなので、力はほとんど使いません。これまでのつらい体位変換がとても「楽で楽しい体位変換」になります。
でも、キネステティクは自分が実際にやってみないとそのよさがなかなかわかりません。そこで公開講座のこの第4セッションでは、参加者全員がされる側、する側の両方を体験していただきました。これまでの体位変換とは全く違うので、その驚きの様子をご覧下さい。

 実際に体験した項目は
  1. 仰臥位 → 側臥位
  2. 側臥位 → 端座位
  3. ベッド上での水平移動
  4. 仰臥位 → 135度側臥位
  5. 端座位 → 車椅子へ
ハイライトムービー : RealPlayer形式 15分

※上記ハイライトムービーを見るにはRealPlayer 8 Basicが必要となります。
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