小児・発達看護学

講座紹介

小児・発達看護学教育研究分野では小児看護学についての教育と研究および地域貢献活動を行っています.

学部教育では2年次前期に「小児看護学概論」「小児発達看護論」において『将来を担う子どもたち一人ひとりが健康に育ち,自己実現できるための支援を目指した小児看護についての役割』や『小児各期の成長の意義と成長発達の特徴』を学びます.2年生の後期から3年生の前期にかけては「小児臨床看護論Ⅰ・Ⅱ」において『病気がもたらす子どもや家族への影響についての理解,子どもと家族に必要とされる援助方法』『発達段階を踏まえたセルフケア能力を高める支援方法,意志決定を促すケア方法および健康問題をもつ子どもと家族に対する基本的看護援助方法』『小児期の健康障がい(病気・障がい)と子どもの発達段階や家族のニーズ,疾病や健康問題の状態および適応段階に応じた適切な看護援助の方法』について講義や演習を通して学びを深めます.3年次後期からの「小児看護学実習」では『実践を通して,成長発達過程にある子どもとその家族の特徴および子どもとその家族を取り巻く社会環境を理解し,適切な看護援助が実践できるための知識・技術・態度』について学びます.

子どもと家族へのよりよい看護の提供のため,岩手県内の看護師のネットワーク作りなども含め研究や地域貢献を行っています.

教員一覧

小児・発達看護学の教員はこちらの一覧をご覧ください。

メッセージ

小児看護学の対象は青年期前期(概ね18歳)までの子どもとその家族です.

子ども一人一人のメッセージや体験をしっかり受け止めて子どもの健康や発達の状況,家族や周囲との関係などを理解し,保健医療チームのメンバーとしてその健康を増進するための実践的な専門的看護の役割と機能について追及しています.

また,人は誕生から死に至るまで発達し続けるという生涯発達の考え方を基礎として,人間が存在するのに何が大切なのかを看護の面から追及しています.

このことにより,子どもや家族の健やかに生きる力と可能性を生かすための看護を見出し,社会に寄与することを目標としています.

ポスター

 (更新日 2023年4月1日)

 


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